行ってきました。僕自身はなんかあみばにシェアするデッキ組んだら他のデッキが組めなくなって【土地42枚スワン】使って、結果は2-2でアボシャンwww


 でも本命デッキをあみばが使ってベスト4までいってくれたんで満足です。

 なんだかややあってデッキリスト非公開にしたらしいですけど、製作者権限で触れ回ることにします。



デッキ名「黄昏思考(パーフェクトナンセンス)」

4《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》
2《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》
2《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus(MOR)》

3《火葬/Incinerate(10E)》
3《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》
4《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》
4《原初の命令/Primal Command(LRW)》
3《ジャンドの魔除け/Jund Charm(ALA)》
2《瀝青破/Bituminous Blast(ARB)》
4《不屈の自然/Rampant Growth(10E)》

3《樹上の村/Treetop Village(10E)》
2《火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket(SHM)》
1《偶像の石塚/Graven Cairns(SHM)》
2《黄昏のぬかるみ/Twilight Mire(EVE)》
3《カープルーザンの森/Karplusan Forest(10E)》
2《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(10E)》
4《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》
2《反射池/Reflecting Pool(SHM)》
2《森/Forest(ALA)》
2《山/Mountain(ALA)》
1《沼/Swamp(ALA)》
1《硫黄泉/Sulfurous Springs(10E)》


サイド
1《瀝青破/Bituminous Blast(ARB)》
2《恐怖/Terror(10E)》
2《思考の大出血/Thought Hemorrhage(ARB)》
3《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
2《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》
3《呪詛術士/Anathemancer(ARB)》
2《蛇変化/Snakeform(EVE)》


 見てのとおりのビッグマナといいたいけれど、すでにビッグマナの『ビッグ』部分が無い。
 言い表すならミドルマナってところか。
 《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》や《ジャンドの斬刃/Jund Hackblade(ARB)》を使った高速ビートですらない。

 というかですね、三色のビートダウンで低マナに寄せる必要って無いじゃないですか。冷静に考えてタップインやフィルターであおりを食うわけですし。
 あんまり2マナ域を濃くすると《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》や《瀝青破/Bituminous Blast(ARB)》の性能が落ちますし。
 カスケードの理想は「どれが捲れてもおいしいスペルになっている」だと思うんですよ。
 このデッキの場合は《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》《ジャンドの魔除け/Jund Charm(ALA)》《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》《火葬/Incinerate(10E)》《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》ですね。
 《不屈の自然/Rampant Growth(10E)》がめくれたら《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum(MRD)》より強いですし。
 能動的に打てなければ意味が無いですし、カスケード持ちも出るタイミングを考えたら軽いデッキを組むのは無駄だと思うんですよ。

 中速で、ハンド以外の部分でアドバンテージを取りつつダメージレースをする環境だと思うわけで、そのためのカードを詰め込みました。

 二強のエルフ、白黒トークンには相性がいいです(カメコロ触れないけどwそれ以外の部分は大体ケアできるっぽい)
 バーン系のデッキにも構造上負けにくいし、トーストのような中途半端なデッキにも強いです。

 サイドは弱かったですね。特に《思考の大出血/Thought Hemorrhage(ARB)》が弱い。
 確かに「何相手にサイドインするの?」ってきかれて、口ごもるぐらいには明確なイメージが無いパーツでした。冷静にカメコロの追加か軽いハンデスにでもしておけばよかったですw。

 確か当たり方は
1R 白黒トークン ww
2R 白黒トークン ww
3R 黒緑エルフ  LL
4R 白緑ビート  LWW
5R 白黒トークン ww
6R トースト   ww
7R 不明     ID

シングル
白黒トークン WW
スワン    LL
 「本当にいいんですか?」
 目の前の少年が目を輝かせつつも、申し訳なさそうに尋ねてくる。
 「ああ、構わないさ。君が望むならもう一枚余計にあげてもいい」にやにや笑いがこぼれないように気を付ける。「言い出したのはおじさんなんだから」
 袴田はその日、決して行きつけではないカードショップに足を踏み入れた。行きつけのMtGプレイヤーが多いカードショップは品揃えも豊富だし、値段も相場と差がない。つまり手の行き届いた盆栽を見ているような、なんの驚きもない無い空間だ。
 ここは違う。テナントビルとして貸し出しているのが恥ずかしいぐらいの狭苦しさと薄暗さ、古いパイプ椅子にニスのはげた折りたたみ机。ショーケースもフックもなく、所狭しと積まれたバインダーだけがカードを買うための材料だ。
 袴田は普通の大学生だ。学校以上にバイトには夢中になるし。必修の講義があるにもかかわらず、それをすっぽかして数日がかりの旅行を楽しむぐらいには健全な大学生活を送っている。
 健全な大学生ならば必要経費が嵩むのも当然だろう。そして彼は生粋のゲーマーである。競馬やパチンコは勿論、ゲームセンターの隅に置かれているようなワニの頭を叩き付けるものまで何でも手を出した。なんとか安く遊び尽くせないかと一昼夜悩み尽くした事もある。
 生粋のゲーマーである彼が今最もご執心なのは、MTGというカードゲームだ。資産的にも心構え的にも、安く出来そうだな、と思ったこのゲームは案外どちらも多分に消費するものだった。
 そこで彼は他のカードゲームを使って小金を補充しているのだ、昔取った杵柄もあり、その友人関係もあり手間こそかかるものの苦ではない。
 このみせに今日やってきたのも小金を補充するたの、掘り出し物を探しに、だ。
 最初はそのつもりだったのだが、その店の狭くて汚いデュエルスペースを見やると学生服を着た少年がMTGで遊んでいるのが見えた。彼らの傍らには大特価、と滲んだ赤い文字が書かれたラベルが貼ってある、緑色のトーナメントパックが数個置かれていた。確か六版だったはずだ。
 袴田は興味を持って話しかけた。「よかったら僕とデュエルしませんか」と。普段ならデュエルなんて言葉は口に出さない、せいぜいゲームというところだ。
 片方の少年が「おじさん上手いの?」と訊いてくる。二十歳過ぎれば男はみんなおじさん、女は結婚するまでお姉さん。という言葉を思い出して苦い顔になった。
 テーブル越しに座っている目の前の少年は、学生服に着せられているという印象があるほどあどけない。詰め襟を見る限りではⅠと書かれていたので、中学一年生だろう。
 席を譲ってくれた方の少年は「小学校の頃にやってたんだんだけど、絵が気持ち悪くてさー、やめちゃったんだけど中学生になったんでいいかなー」と訊いても居ないのにはじめた経緯を語り出した。どうやら深く物事を考えられない性格だな、と思った。どことなくチンパンジー顔だ。
 相手のデッキは基本セットのトーナメントパックを無理矢理詰め込んだようなデッキだった。《訓練されたアーモドン/Trained Armodon(6ED)》や《フィンドホーンの古老/Fyndhorn Elder(6ED)》までもデッキの中核を担うほどだ。
 対する袴田のデッキはソーラーフレアだ。ただし、二種類のドラゴンの代わりに《甲鱗のワーム/Scaled Wurm(6ED)》が入っている。
 対戦数は二桁に及ぶが袴田の負けは一つも無かった、相手が変わってもなんということはなかった。ただチンパンジーの方が《恐怖/Terror(6ED)》をデッキに入れていたので、持っていると判断したときは《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》を出したが、それよりもはるかに凌駕する回数で《甲鱗のワーム/Scaled Wurm(6ED)》が勝負を決めた。
 二人はすっかり《甲鱗のワーム/Scaled Wurm(9ED)》が強い物だと刷り込まれただろう。
 下ごしらえは順調「よかったら交換しないかい?《甲鱗のワーム/Scaled Wurm(9ED)》余ってるんだよね」と言ってみる。
 緑を使っていた少年が目を輝かせる、こちらはアザラシに似ているな。
 「でも釣り合うようなカード持ってないよ」と言ってくる。袴田は首を大げさなぐらい横に振り「持ってるカードをみせてごらん」と右手を差し出す。
 もともと何が欲しいかは決まっていた。二人が持っている中で最も高いカードは間違いなく《極楽鳥/Birds of Paradise(8ED)》だ。
 《極楽鳥/Birds of Paradise(8ED)》が欲しい事を伝えると、「え、そんな攻撃力0のモンスターでいいの?」と言われたので、袴田はストレージケースから《怨恨/Rancor(ULG)》を取り出しながら「こいつ飛行もってるだろ。これを装備させて殴ればブロックされない」得意げに話す。
 「でも2点でしょ?ワームは7点だよ。10回と3回じゃ全然話が違うよ」チンパンジーが口を挟む。語気には「簡単な問題じゃん」と含んでいそうだ。
 彼のようなものに限って「学校で教えてくれる事になんの意味もない」と言うのだ。そう君のいままで教わってきた事にはなんの意味もない、そう言い返してやりたくなるようなものが毎年クラスメイトに一人はいた。
 現実で使用出来る計算はつまり事務的なものを除けば三次元的なものだ、MTGでもそれは同じだ。彼らは体験するまでそれを理解出来ない。想像力が足りないのだ。
 だからそんなとき袴田は話を逸らすようにそれを確かめるのだ「どうしてもわからない数学の問題があるんだよ」すると彼らは「どんな問題?」と訊いてくる、彼らは想像力はないが成績はいい、そしてそれを鼻にかける。
 「A=Bという式がある。両辺にAをかける」友人はそれをノートに書き写す。袴田は続ける。
 「そこで両辺にA^2-2ABを足して。あとは括弧でくくってくれ」相手の計算が終わるのを待つ「そのあと両辺を(A^2-AB)で割ってくれ」そういうと相手の顔が歪む。少しでも想像力が働くならそんな顔にはならないだろう。
 室はこのやりとりには必ずといっていいほど同じオチがつく。袴田の悪友である瀬戸が割って入るのだ。
 「AもBもゼロだよ」と。そういわれると相手はやっと気づく、中には「引っかけかよ」と憤慨するものまでいるほどだ。
 袴田は至って冷静に「ああ成る程。引っかけ問題だったのか」と嘯く。「瀬戸は頭がいい」
 「よくいう」
 瀬戸も袴田の悪戯はあまりきらいではないのだろう、なんど同じ事を行ってもまるで悪意を露呈しない。
 アザラシ顔の少年は「本当にいいんですか?」申し訳なさそうではあるが目が輝いている。
 「ああ、構わないさ。君が望むならもう一枚余計にあげてもいい」にやにや笑いがこぼれないように気を付ける。「言い出したのはおじさんなんだから」
 労働対比の利益としては心許ないが。少年達に夢を与えたということで、ここは一つ。そんな風に自分を納得させる。
エクテンのデッキアイディアの話

《ブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argoll(SHM)》と相性のいいカードが沢山あるなーとオモタ

《プラズマの連鎖/Chain of Plasma(ONS)》
一回打てば3ドロー1ディスカードを好きなだけ行うことが出来る。
腐っても除去である。

《戦争の言葉/Words of War(ONS)》
一回誘発させれば、1ドローキャンセルから雪だるま式にダメージが肥大する。こっちはマナが続けばだけど。

他にも《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》なども普通に相性がいいので《ブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argoll(SHM)》を中核に添えたコントロールが出来るのでは、とかとか。

4《ブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argoll(SHM)》

4《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》
4《知識の渇望/Thirst for Knowledge(MRD)》
3《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》
4《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》
3《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》
1《戦争の言葉/Words of War(ONS)》
4《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
4《差し戻し/Remand(RAV)》
3《不忠の糸/Threads of Disloyalty(BOK)》

みたいな感じで……
 事件のあったこの六日間のうち何度か、場合によっては一日に数回彼の住居に足を運んだ。もちろんウラをとれればという期待からの行動である。
 この末技という男は学校から電車で(二度ほどの乗り継ぎをして)一時間ほどかかる場所にアパートを借りて住んでいた。一人暮らしであれば証言の多くを求めるのは難しいだろうとふんでの行動だったが、睨んだとおり一度として在宅してはいなかった。
 そのことを話す私はまるで鬼の首でも取ったかのように嬉々としていただろう。
 「居留守かもしれないよ」などととぼけてみせるので電気メーターの話をしてやった。在宅か不在かの目安は電気メーターの回転速度だと聞いた事がある、それを真似ての判断だ。
 「犯罪者ですねまるで」そう言われて顔に火がともったように熱くなった。むしろ冷静になったといってもいい。
 探偵気取りでストーカーのような行動をとっていたとは、ミイラ取りがミイラとはこのことだ。狼狽しながらも私は続ける。
 次の材料は幾分弱いが、こんな人気のない廃村のような場所に来た事だった。拉致監禁の場所としてこの辺りを選んだのではないかという推理だったが、これは口に出す寸でで飲み込まれた。というより一旦冷静になってみればいままでの言及すら意味をなしていないんじゃないかと思い至ったのだ。
 振り返れば末技は一方的に質問をして、私はそれに応えるのみだったような気がする。
 口を開けばその分こちらの分が悪くなってゆく気がした。
 「参ったな。そこまで落ち込むようなことを言ったつもりは無いんだけど」
 いや。君のせいではないんだ。私自身の思い違いに恥ずかしくなっているだけなんだ。
 「気が立ってたから言葉を選べなかったんだ。ご免。言い訳がましくなるね」といって申し訳なさそうに笑った。
 それがどうしても腹が立った。一方的に突っかかっていった私を糾弾すればいいんだ。そういうところが人を見下しているようにしか私には思えないんだ。
 彼はこちらに背を向けたまま淡々とした口調で話しかけてきた。
 「なんのつもり?」と一言。
 まさかばれたのだろうか。だとしたらいったいいつから。そんな考えを巡らせていると、そのような考えを見透かすように彼は言葉を続けた。
 「学校を出たときからばればれだったよ。それにしても、ここまでつけ回してくるとは思わなかったけど」
 そこまで言い終わると彼はやっとこちらへ振り返った。
 彼は屈託のない笑みを貼り付けたような顔をしている。実際に彼を汁人物はみな「無害そうな小動物」といった印象を持つだろう。
 だが私は彼に対して不気味さと胡散臭さを感じていた。
 彼の問いに対して「事件の調査をしている」とだけ言った。同じ学校に通う者ならばこれだけでおよそ伝わると踏んだ。
 「高校生探偵だ」そういって目の端をゆるめた。
 彼はそのまま事件の概要を訊ねてきた。しらばっくれるつもりにしか思えなかったが、私は律儀に応じた。
 「うちの学校の女生徒3名が失踪した」
 「それで、僕に何か関係があると」
 図星だった。彼は事件の起こった次期全てにおいて学校を休んでいた。我ながら呆れるような推理、と呼ぶのも憚られるような関連づけではあるが、どんな些細なことでも可能性があるなら賭けてみたくなったのだ。
 「失踪事件が三件連続って、新聞にも載ってていいレヴェルの事件じゃないの?」
 親が捜索願いを出し渋っていることと、それに関して教師陣が事を穏便に済ませる腹づもりが有る事を話すと彼はまるで似合わない嘲笑を浮かべた。まるで「ああ。それ、知ってる知ってる」と言ってるように思えた。
 
 私は思考するのが偏執的に好きなのかも知れない。
 どんなものにでも意味があると思いこみ、その意味をくみ取ろうとする。それ自体は間違いでもないのかもしれないが、考えすぎれば深みにはまるという奴で表層的な物では満足できずにアナグラムだ暗号だ、韻だ、シンメトリーだとそういうくだらない、本当にくだらないことにまで手を出して時間を無駄にする。
 抽象的な絵の意味を考えるのも哲学を考えるのもその行為と大して変わりはしない。
フェルマーだって同様だ、最近解き明かされてはいるが17世紀にかのような解法があるとは思いにくい。というよりも解法の一部分だけでも17世紀では大発見に値するだろうに、それすら余白の都合で全カットとはフェルマー氏も大人げないだろう。
 私が思うに、最近の解法はフェルマー氏のそれとは違うのではないかと思う。といっても地下を一直線に進むのと、地上の電車を何本も乗り継ぐ程度の違いでしかないと思うが。
 なぜこのような思考遊びを必死で行っているかというと、自分の正当性を暗示させるためだ。
 後付の理由をでっち上げるとは我ながら愚かしいとしかいえないが。突発的なストーキングを行っている後ろめたさをぬぐい去るにはこういう思考にはまるしかないように思えた。
 笑えるぐらいに愚かしい。
 相も変わらず私とホシは20メートルほどの距離をあけてあぜ道を歩いている。
 季節が秋でよかったと本当におもう。虫の鳴き声がなければ私はとっくに気取られていただろう。
 それほど街の雑踏から縁遠い場所だった。駅から出て20分ほど歩き通しだったがコンビニの一軒すら無い。
 さっきも考えたのだが、ここは本当に都内なのだろうか。
 幅が5メートルしかない程度の川にかかっている橋に足をかけて、彼は立ち止まった。
 

続く
 これはフィクションである。そう書かなくてはこれがまるで私が書いた文章か、書かされた文章か分からなくなる。
 だからこうして明文化してみたわけだ。
 私が文章を書くにあたってまず気を付けたのは、難しい単語を極力使わない事である。
 断っておくと私は難しい言葉が好きである。なぜならばまるで自分の頭がよくなったかのように感じられるからだ。
 だが得てしてそのようなことは、下らぬ……まあ憧れ混じりの妄執だったりする。難しい言葉を使うものも愚か者も同様に訳のわからぬことをいう。それについてはまず疑いようがない。
 などという思考放棄に近しいことをしている間に辺りの景色は暮れ、赤々と照っていた空には光の点がまばらに散っている。
 普段の学校帰りならば降りるはずの駅を通り過ぎ、二度ほど乗り継いだ先は、本当に都内か訝しんでしまうほどの寂れた無人駅だった。
 周囲は見渡す限りの田畑に覆われ、道路はひび割れ放題となっていた。
 なるほどこれならば。と勝手に納得してみた。
 私は今。勝手に単独で、至って何の因果関係も証拠もないままに最近起こっている事件の『ホシ』とおぼしき人物を尾行している。

続く
前半の締めから若干の遡りを経る。思い返せばこのゲームこそが遅延王子のsin骨頂だった。
 それは準決勝の2ゲーム目。一本目をあっさり獲り、残り2ゲーム中1ゲーム獲ればいいだけの状況。だが、そうそう楽観出来る状況には無い。
 相手のデッキはキスキン、この大会の本命である。
 遅延王子のフェアリーは特に不利有利が無いデッキ、そして環境最強の爆発力を備えているがそれゆえこの大会におけるフェアリーメタは半端では無かった。
 猫も杓子もやれ《雲打ち/Cloudthresher(LRW)》だ《ハリケーン/Hurricane(10E)》だ《突風線/Squall Line(TSP)》だ。
 そして相手のデッキは緑をタッチしてメインに《ハリケーン/Hurricane(10E)》を装備していたのだ。
 
 我々は神に感謝した。やっと帰れる。
 しかし、その期待とは裏腹に1ゲーム目をあっさり先取し、2ターン目に《苦花/Bitterblossom(MOR)》を置いた。
 相手の動きは《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier(LRW)》と《主の戦術家/Cenn’s Tactician(MOR)》を並べるだけで攻勢になかなか移れない。
 おいおい、巫山戯るなよ。お前の手札には《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》《ウーナの末裔/Scion of Oona(LRW)》《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》×2《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》、土地とコマンド。どうやって負けるんだよ。
 相手はトークンを警戒して《主の戦術家/Cenn’s Tactician(MOR)》でのサイズアップに努めているが、ダメだ。王子の手札はかみ合いすぎている。

 王子の3ターン目、ふっどが僕を連れ立って少し観戦位置から離れた。
 「《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》で勝ちだな」
 ふっどはそういって嘆息した。
 ああ、こちらは二度のタイムワープが可能なのだ、正に盤石。
 エンドにマナショートすればタッパーなどに意味はない。
 だが、王子は僕らの会話内容を知っているかのように、予想外の行動に出た。3マナを立ててエンド。
 確かに相手の行動を阻害するのは有効だろう、でももう勝ってる。勝ちも勝ったり、完勝だ。そんなことは必要ない、さっさとケリを付けてくれ。
 相手のエンドに《ウーナの末裔/Scion of Oona(LRW)》をキャストして、次のターンのアップキープにはもちろん《ウーナの末裔/Scion of Oona(LRW)》を覇権しての《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》。
 って何をしている、君は何故アップキープにマナショートをプレイした?相手の場にはタッパーがいるんだぞ、《ウーナの末裔/Scion of Oona(LRW)》がいない場じゃ殴れないじゃないか。
 僕は頭を抱えたい衝動を必死で押し殺した、まあ勝ってる場だしそこまで徹底するする必要は無いか。《ハリケーン/Hurricane(10E)》怖いし。
 それに対して相手の行動はさらに予想の斜め上をいっていた、《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》能力にレス、《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier(LRW)》で《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》をタップ。
 もう、どうしようもない。どうなっているんだ。
 次のターンのアップキープに《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》を出せば確定で勝ちだと僕は思った、他の観戦者も、ジャッジでさえもそう思っただろう。
 でも勿論王子はそんなことはしない、相手は意気揚々と《忘却の輪/Oblivion Ring(LRW)》をプレイ。ここで考え込む王子。
 結論はもう一枚の《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》を出し、場の《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》を覇権。そして被覆による回避。
 そこで二人は軽い談笑からルールの確認、ターゲットの確認。
 なんというか、王子も相当だが、対戦相手も相当だ。
 お互いに相手の行動、自分の行動に対していちいち深く考え込む、もう一方の準決勝は終わってるし、本戦の決勝すら終わってるっていうのに。
 これに対して流石にジャッジもしびれをきらした。 何度目になるかわからない注意だ。
 「もう少し早くプレイして下さい、これ以上遅くなるようなら処罰の対象になります」
 みたいなことをやんわりと、王子の対戦相手に言った。あれ?王子には何も無いの?
 流石王子、黙認ってことだ。
 ここまでの盤石を覆せるわけもなく王子はこのゲームもとり決勝に駒を進めた。

 決勝との合間、僕とふっどは王子に3ターン目の挙動についての質問をしてみた。
 「だって《忘却の輪/Oblivion Ring(LRW)》入ってるし」
 そこまで織り込み済みで僕らはそのプランを推した。こちらは早く、相手の挙動を遅くしたほうが明らかに利はある。
 何より後手だったしのだし。 1〜2ターン目の相手の動きを考えれば…。
 

 決勝の相手もまたキスキン、勝っても負けてもサクサクしたいいゲーム…なんてものを王子に期待するだけ無駄なんだってことは重々承知。
 卓についてすぐに、お互いに「箱はあげますからシート下さい」と言い合っている。
 勿論のことだけど、この話し合いは平行線。当たり前じゃないか、金銭的価値は雲泥の差。秤にかけようがない。
 1ゲーム目は相手の初動が《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain(LRW)》だったこともあり、《苦花/Bitterblossom(MOR)》を擁する王子の敵では無かった。
 事件は2ゲーム目に起こった、対戦相手がダブルマリガンをして5枚の初手を見て天を仰いだのだ。
 ふっどはもう王子の勝ちを確信してか「ああいう無駄な動きを辞めて欲しい」と漏らした。僕も同感だけど、僕も君もああいう挙動はそこそこにやってるんだけどね…こういう際は棚上げで、早く帰りたい気持ちは確かだし。
 動いたって黙っていたって最悪は最悪で、彼の全てを呪うような気持ちもよくわかる。こんな長丁場に耐えてきて、ダブルマリガンなんて目に遭ったら誰だって恨み言ぐらい言いたくなる。
 彼は急にむっつりと黙り込み、怒り心頭といった態度でゲームに挑んできた。
 ああ、ご愁傷様。だけど負けは、負けだね。ところが彼は、そんな落胆した観衆の思いを裏切るような攻勢をしかけた。
 1ターン目《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart(LRW)》2ターン目《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart(LRW)》《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier(LRW)》3ターン目《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain(LRW)》。ブンなんて擬音なんかじゃすまない攻勢だった。
 そして4ターン目に天を仰いだのは、余裕綽々の表情で初手をキープした王子だった。
 
 3ゲームは相手の初動が遅かった物の、経緯を見なければ好ゲームとなった。
 ただし、辛そうなのはライフだけで結局は、《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》と《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》を多量に引き込んだ王子の圧勝だった。

 そして王子は《WoCの重鎮/Ron Foster》からアンカットシートを手渡され、カメラ撮影を受けて。
 王子、ふっど、ナツキさん、僕、そしてジャッジの皆さんの手を借りて、反発するアンカットシートを丸めて、簡易包装をして急いで会場をあとに…はしなかった。
 僕に向かって「あ、写真写るときウッウーウマウマすればよかったかな?」とか云ってきたのだ。
 気分上々という風に前歯をみせつけてニヤニヤしてくる王子、僕だって悪のりは大好きだ。
 「しまった!あそこがチャンスだったのか」などと嘯いて頭を抱えてみせた。
 ふっどなんかは明らかに早く帰りたそうだ。

 なんにせよおめでとう遅延王子とみー。

第二部に続く
3《ブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argoll(SHM)》
4《極楽鳥/Birds of Paradise(8ED)》

4《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart(CSP)》
2《豊穣/Abundance(10E)》
4《突撃の地鳴り/Seismic Assault(10E)》
4《牧歌的な教示者/Idyllic Tutor(MOR)》
2《きらめく願い/Glittering Wish(FUT)》
3《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》
4《魔力変/Manamorphose(SHM)》
1《太陽と月の輪/Wheel of Sun and Moon(SHM)》
1《忘却の輪/Oblivion Ring(LRW)》

1《ダクムーアの回収場/Dakmor Salvage(FUT)》
4《トレイリア西部/Tolaria West(FUT)》
4《反射池/Reflecting Pool(SHM)》
4《宝石鉱山/Gemstone Mine(TSB)》
3《カープルーザンの森/Karplusan Forest(10E)》
3《鮮烈な小川/Vivid Creek(LRW)》
2《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge(10E)》
3《シヴの浅瀬/Shivan Reef(10E)》
1《樹木茂る砦/Wooded Bastion(SHM)》
2《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows(FUT)》
1《冠雪の島/Snow-Covered Island(CSP)》

どこかしこで研究されているスワンアサルトです。
土地を30枚超入れた物や、《トレイリア西部/Tolaria West(FUT)》+《ダクムーアの回収場/Dakmor Salvage(FUT)》でコンボを狙って他の部分を妨害手段につぎ込む形。
他にも《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》なんかで高速化したタイプなどなど

複数のパターンをためしてみて思ったのは《突撃の地鳴り/Seismic Assault(10E)》+《ブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argoll(SHM)》のコンボが決まっても、デッキの中の土地枚数が少なくて息切れしたり、他にも発掘によってよからぬものが落ちたりという欠点があって、なんらかの方法で解決出来ないかと思いました。

そこで《豊穣/Abundance(10E)》に目を付けたわけです。
コンボ成立時には場にあるだけで確殺をとれます、またこのカードを投入する事でデッキの中の土地の枚数を25枚程度まで減らす事が可能になりました。
もちろんマナベースの不安はありますし、マナブーストがことさら必要になりますが・・・・その辺は思いついただけなので適当です。

今回上げたレシピも無理矢理やりたいことを詰め込んだだけですのでよく分かりません。

《ブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argoll(SHM)》+《突撃の地鳴り/Seismic Assault(10E)》+《豊穣/Abundance(10E)》はいいアイディアのような気がしますが、気のせいかも・・・・
世間はムーアの話題で持ちきりですね。
んじゃムーアのデッキ一発やっちゃうよw

4《極楽鳥/Birds of Paradise(8ED)》
2《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(10E)》
2《彼方地のエルフ/Farhaven Elf(SHM)》
4《根の壁/Wall of Roots(TSB)》
2《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TSP)》
1《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(10E)》
1《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob(10E)》
4《炎族の先触れ/Flamekin Harbinger(LRW)》
4《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》
1《未来の大魔術師/Magus of the Future(FUT)》
1《神秘の蛇/Mystic Snake(TSB)》
1《デッドウッドのツリーフォーク/Deadwood Treefolk(PLC)》
2《這い耽り/Slithermuse(MOR)》
1《雲打ち/Cloudthresher(LRW)》

4《場当たりな襲撃/Impromptu Raid(SHM)》
2《ガイアの祝福/Gaea’s Blessing(TSB)》
3《原初の命令/Primal Command(LRW)》

土地21
3《反射池/Reflecting Pool(SHM)》
他秘密w

《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap(SHM)》や《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》も簡単に積み込めるから面白いカモねw
《なだれ乗り/Avalanche Riders(TSB)》とか《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite(TSP)》もいいね。

最初は 覇権+先触れでずっと使い回せるじゃんwスゲーって思ったけど、そんな万能種族はいないわけです
まあきっともっと強い組み方があるに違いない
 
AトーナメントとBトーナメントに分けて開催された「部族の争い」の優勝者にはそれぞれ「アンカットシート」でのフォイルのモーニグタイドのカードが贈られた!


昨今のスポーツ業界ではハンカチ王子やハニカミ王子などの「○○王子」なる呼称が流行っている。
 爽やかで世間ずれしていないニューカマーのキャラ付けをするに当たって、この○○王子は実に使いやすいものだ。
 マジック業界においてもシミックの王子という存在が確認されている。

 今回のGP静岡にて新しい王子が誕生したことを私は記さなければならない。
これは義務感であり出来心である。

 妖精王国埼玉が誇る「遅延王子」のことを。

 GP二日目も終盤に差し掛かり、夜も更けてきた頃。会場では3イベントのシングルエルミネーションが行われていた。

 一つはもちろん本戦。
 数十人のギャラリーとスタッフが見守る中、メインイベントはクライマックスへと加速していく。

 二つめはPTQ。
 ギャラリーの数は少なめであるがトップ8のほとんどが大勢の身内を引き連れているのでそれなりのにぎわいである。

 三つめは、トライバルウォーである。
 その様子は閑散。我々アウトローの立ち位置はここのギャラリーである。

 ここでトライバルウォー(以下、部族の争い)について説明しなければなるまい。
 通常GPのサイドイベントで行われているスタンダードは、ご当地スタンと呼ばれ入賞者にはご当地の名産品-仙台なら牛タンなど-が送られている。
 しかし今回のGPでは一種類の部族を20枚以上投入したスタンダードデッキで大会を行う、部族の争いトーナメントが開催された。

 実はこの大会の賞品、ともすれば本戦の賞金を金額的に上回るらしい。
 意外にも豪気なものである。

 その賞品とは、モーニングタイどレアFoil未裁断シートである。
 ご存知の通り、TCGの生産工程は紙の張り合わせ、印刷を行い、最後に裁断である。(ボックスなどを剥くとわかりレアソートはこのシートの種類に準ずるらしい・・・筆者の不勉強のせいで確証にはいたっていない)
 この最終工程の裁断を行わずにシートのまま授与されるのだ。
 もちろん今回の優勝者2人に渡される二枚しかこの世に存在していない。
 生産のローラーを一旦停止させるということの損失を考えれば当然かもしれないが。

 バイヤーや関係者の話では『軽自動車一台分』程度の金銭的価値があるという。場合によっては100万程度か、メインイベントが霞む錯覚に襲われた。

 この時点で私はPTQで微量ながら賞品を貰い、ふっどはGPで賞金を貰い軽くホクホクで帰り仕度を始めようとしていた。
 だが1人の空気を読まない男のせいで帰宅は三時間以上遅れてしまったのだ。
 男のイニシャルはTT、通称ますくまそ。奴はこともあろうに部族の争いトーナメントBにおいて、上位8人に残ってしまったのだ。
 しかし、ここで我々には朗報が一つ。デッキ登録ミスでシングル一戦目をゲームロスで挑むことになった、これは早く帰れそうだ。

 しかし我々の思惑とは裏腹に、奴は最善の引きに恵まれた。
 「一ターン目ヴィジョン待機二ターン目苦花なら誰でも勝つわwwwゲームロスなにそれ?www」と言い残して1戦目を圧勝。
 この2ゲーム行った時点で1時間以上経過。PTQは優勝者が決定した。本戦はコガモが現れずに迷走していた。

 シングル2戦目の相手はキスキン。しかもハリケーンメイン搭載である、これは早期帰宅の期待ができそうだ。
 我々はほっと一息をついた。
 さくさくと負けて帰れそうだ。期待とは言い難いが、少なくとも安堵はあった。

とうのますくまそは神妙な面持ちで。
 「ここからが本当の地獄だ」と言い残して卓についた。

 奴のいうとおり、地獄だった。
 ここにきてまさかの遅延王子の本領発揮。ありとあらゆる局面においての長考開始である。
 大抵の局面において手札には2択しか選択肢が無いはずなのに、長考長考長考。おそらく我々には見えない三択目が存在しているのであろう。
 《苦花/Bitterblossom(MOR)》と《ウーナの末裔/Scion of Oona(LRW)》でダメージレースが有利であろうとおかまいなしの長考。
 1ゲームが終了するころには30分を経過していた。無論、部族の争いトーナメント他の2回戦目は軒並み終了していた。

 ふっど「この大会はサイドボード無いから助かるね」と嘯いてみたものの、ふっどは明らかに辟易している。

 2ゲーム目も遅延と長考の雨霰が降り注いだ。相手も呼応するように長考を開始、時間設定が明確でないシングルエルミネーションにおいてこの行為の恐ろしさは語り尽くせない。

 さすがのジャッジも怒り心頭で、進行を早めるために軽く注意を行う。
 だが、腐っても、いや腐っているからこその遅延王子であるますくまそに注意など出来る人間はいない。
 やむを得ずジャッジは「プレイを早くして下さい、これ以上遅いようだと警告の対象になります」という言葉ををますくまその対戦相手に浴びせた。
 

 その場に居合わせた全員が唖然である。
 この時点で本戦は最強のルイージVSあんちゃんの決勝戦が開始された。
 こちらの地獄はまだまだ続く。
 



後編へ
想起で6マナ それ釣るってことかい? ちょw
な旧文化制服 なふりってことない? BOON
コンボっちゃう? ヒバリっちゃう? そんとっきゃ一人で激動よw
I SAY フー I SAY フー 影武者にかがみんかがみんプリーズ

墓地見てる なんか出る 愛してる あれ?一個間違ってるんるん
青命令 黒命令 緑命令 いいかげんにしなさい
飛んでったあいつも釣れるかな?だっていわゆる普通のエレメンタル
驚いた あたしだけ 影武者 せいたい おかわりだだだだだー!

※以下台詞パート
(さっきの相手エルフでさー)
(ちょwwwフリーパスじゃん)
(それが2マリしちゃってさ)
(そんくらいなんてことないって)
(じゃやってみろよ)

ぼんぼんモーニングタイド レッツゲット2 or less
らんらん歓迎会 YOUVE GOT A SENSATION 
HIGH! 想起すか てんてん小惑星ルーターで捨てました 呆然 おおいに歌って 2ディスカード

持っていけ最後に笑っちゃうのはあたしのはず
根絶打っちゃうからです 結論!
相手エルフなのに機嫌悪いのどうするの ダブマリだからです かわいい

初手土地1枚 そりゃ待てって躊躇だ やん
頑張って イエイ はりきって イエイ マリーガンーリンプリーズ

−−−−−−−−−− キリトリ −−−−−−−−−−−
頭がおかしくなってるようですw
先に断っておくと、フィクションです

−−−−−−−−−− キリトリ −−−−−−−−−−−

奴に無学を指摘され、こともあろうに本でも読んで教養を養ったら、などと云われた。
 奴の言に従うのはいささか癪ではあるが、幾ばくか自身の教養のなさには不満を持っていたところだ。今回に限ってはあの活字中毒に倣うことにする。
 駅の近くにある全国チェーン展開している古本屋にわざわざ足をはこび、文庫本を物色するものの何にどう手を付けるべきかさっぱりわからない。
 目線を右往左往させ、さぞ挙動不審であったろう私は、背の高い本棚の一角を乗っ取る様に、わざわざ表表紙をこれ見よがしに見せびらかすように陳列された本数冊に目を付けた。
 どっかで聞いたような作者名がその冊子数冊には大きく刷られ、ははんここに並ぶこれらは有名な作家数人の代表作・・・そのものか、などと簡易な感想含みの推測を巡らしてしまった。
 だがしかし、これはよき巡り合わせ。
 ついぞさっきまで買わずに帰ることさえ考えたのだ。有名な作家、しかもその代表作となれば買わざる理由など無い。
 こういうものは形式張ればなおさらよい、私が選んだ物はおあつらえ向きに重版の、ハードカバーと為った。
 題目など気にせずに手に納めたが、改めて見てみれば「こころ」などといういかにもな題字。表紙をめくり、作者を確認すると「大正を代表する文豪」などといううたい文句があった。これだ、これだ。
 私は偶然に感謝して、この嵩張る連れ合いをレジスターに持ち込んだ。
 店員の男の対応はお手本通りの心のこもらないもので、普段なら気にならないものだが知性人を気取ったつもりの私には滑稽に映った。
「800円になります」
 思ったより高い物だ。
 こういった本の、というよりも本の値段相場など全く知らぬ私は使い古しのましてや紙を連ねたものなど食料品より高いわけがないと思ったが、絵画などのような芸術品と同列に考えればそこそこ値が張るのも(無論機械刷りで大量生産されたことを考慮に入れた上で)当然かと得心した。
 財布を開き、1000円紙幣の束に目を遣ると数枚の新札にまじって1枚の旧札があることに気づいた。
 財布の調和などを気にして、私はその旧札を店員に差し出した。
くやしい。でも作っちゃう(ビクンビクン

生物・・・30

4《極楽鳥/Birds of Paradise(10E)》
4《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TSP)》
2《根の壁/Wall of Roots(TSB)》
4《ウーナの末裔/Scion of Oona(LRW)》
2《やっかい児/Pestermite(LRW)》
3《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
3《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》
3《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》
2《掛け鍵のフェアリー/Latchkey Faerie(MOR)》
3《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》

スペル・・・7

4《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
3《心霊破/Psionic Blast(TSB)》

土地・・・23

4《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(10E)》
2《変わり谷/Mutavault(MOR)》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(TSB)》
8《冠雪の森/Snow-Covered Forest(CSP)》
4《冠雪の島/Snow-Covered Island(CSP)》

サイドボード(16枚ありますwww)
1《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
4《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss(TSP)》
3《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》
4《瞬間凍結/Flashfreeze(10E)》
2《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》
2《真髄の針/Pithing Needle(10E)》

>島津ぼーい

2008年2月19日
今携帯は料金未払いで停止中です。
来週の月曜には復活予定
土地配分というか、すべて適当です(挨拶)

アクセス元に2ちゃんのURLあったあったw
ところで2ちゃん書き込むのってどうやるんすか?
ユーザー登録とか必要?
実は2ちゃんのスレッド検索すら満足にできません
最後に2チャンネル行ったときは「モリポタが足りません」とかなんとか出て、調べるの面倒になって逃げ出しました。

んで、昨日くらいまでこのレシピにケチをつけるようなコメントが無くて
( ゜∀℃( `Д´)マヂデスカ!? とか思ってました。
「ははーん。みんなもっと強いデッキに気づいてて、俺を引っかけるきだな?」とか勘ぐってみたり。
結果的にやっとケチがつき始めてほっとしました。



GPTでこれより完成度の高いレシピ載ってるんで、そっち参考にすべきっすね。
え、俺さらされてる?
でもアクセスもとに怪しいURLは無いし・・・あれ?

まあいいか。

昨日のデッキは結構うけがいいみたいでヨカターヨ・゜・(ノД`)・゜・

>Mさん、カバ雄さん
一応《鏡の精体/Mirror Entity(LRW)》で100万点パンチは可能ですね。
そのための《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》なんでw

>まは茶
ちなみに今回は不採用だったけど《エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher(PLC)》だと無限ライフできるよ〜
サイドに必須ねw

>ますくまそ
思いついただけですんで。
俺はこういうデッキあんまり好きじゃないっすw
というか白って色が・・・・

大勢の見れるところにUPしたのは誰かに使ってもらって感想が欲しかったからです。
やっぱり土日仕事で大会に出れないわけで、デッキが宙ぶらりんなのは困ります。
世の中ではやれ《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus(MOR)》だ《苦花/Bitterblossom(MOR)》だと盛り上がっております。

その中でも一際盛り上がりを見せる《目覚ましヒバリ/Reveillark(MOR)》でデッキを組んでみましょう。

3《目覚ましヒバリ/Reveillark(MOR)》
3《影武者/Body Double(PLC)》
1《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter(TSP)》
2《鏡の精体/Mirror Entity(LRW)》
4《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》
2《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》
4《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》
4《時代寄生機/Epochrasite(FUT)》
3《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》
1《やっかい児/Pestermite(LRW)》

4《一瞬の瞬き/Momentary Blink(TSP)》
4《精神石/Mind Stone(10E)》

4《雨雲の迷路/Nimbus Maze(FUT)》
4《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(10E)》
8《冠雪の島/Snow-Covered Island(CSP)》
6《冠雪の平地/Snow-Covered Plains(CSP)》
3《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(10E)》

墓地に《影武者/Body Double(PLC)》と《鏡の精体/Mirror Entity(LRW)》を用意しましょう(《鏡の精体/Mirror Entity(LRW)》は場でも構いません。)

まず《目覚ましヒバリ/Reveillark(MOR)》を想起プレイします、場から墓地に行けばいいので単体除去でも構いません。

名から離れた効果でリアニメイトします、対象は前述の《影武者/Body Double(PLC)》《鏡の精体/Mirror Entity(LRW)》です。
釣った後は「《鏡の精体/Mirror Entity(LRW)》の能力をX=0で無限起動します(ここで回数は相手のコントロールするパーマネント分にするのが無難です、今回は仮に12回とします)」
一回目の解決時で《目覚ましヒバリ/Reveillark(MOR)》のコピーとなった《影武者/Body Double(PLC)》が墓地に落ちます、《鏡の精体/Mirror Entity(LRW)》の能力スタックは残り11回。

タフネスが0になる状況起因効果で墓地に落ちた《影武者/Body Double(PLC)》を《影武者/Body Double(PLC)》が場から離れた効果でもう一度釣ります。

さて、お気づきでしょうか。この行程のうち、場・墓地いずれかの領域に一体でも《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》か《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》が存在していれば一方的な《激動/Upheaval(ODY)》が起こります。

コピー《目覚ましヒバリ/Reveillark(MOR)》の能力は《鏡の精体/Mirror Entity(LRW)》の能力をスタックしたままで、一番上に積まれます。

《鏡の精体/Mirror Entity(LRW)》の起動回数マイナス1分のループを発生できます。

青白ブリンクというデッキはテンポラリーソリューションなので《鏡の精体/Mirror Entity(LRW)》を無理なく入れられるところが今回のデッキのみそです。


ちなみに釣るものを

《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》だと無限ドロー

《やっかい児/Pestermite(LRW)》だと無限タップor無限マナになります


本当は《やっかい児/Pestermite(LRW)》の無限マナを活かして何かしたかったがwww
ISBN:4840238790 文庫 入間 人間 メディアワークス 2007/06 ¥578

俺はこれを読んだとき「ああ、よく言えば今風かな?」というかなり否定的な感想を持った。

それからしばらくして
知り合いに一人、「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸マジ面白い!!」
って絶賛するものがあらわれた。

俺はそうは感じなかったが、普通の人は面白いのかな?と思って。
結構な人に貸して読ませて感想を求めたが、肯定的な意見の人間はあまりいなかった。


そんな作品。

二日目

2007年12月26日 MtG
と思ったら・・・
エクテン奇跡の4連勝〜あと1勝+上の人間がオポ計算しくじらずにガチるとこが出ることを祈っての最終戦。

見事フィーチャー死亡orz

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